こんばんは!勉強、お仕事、家事、育児、介護など皆様お疲れ様です!
本日は8月6日。私は現在、京都に住んでいますが広島の出身です。ああー、広島出身の人ならあの話かと少し気が滅入るよと思われるかもしれませんが、一年に一度、この話はしておこうと思います。広い広いネットの世界の片隅で少々のスペースをいただいているのですもの。本日は大人の真面目な話です。
1945年8月6日の朝8時15分に広島に原爆が落とされました。9日には長崎に原爆が落とされました。そうして日本も覚悟を決めまして15日に終戦。もう武器も食料も無い日本が精神論でまだ闘うのだという泥沼の中でアメリカが原子爆弾を落としたからこそ第二次世界大戦は終結したという説もあります。また、1945年の夏頃にそろそろ日本が降伏するという情報を読んでいたアメリカは新型爆弾の威力をどうしても試したくて、日本の中でもあまり世界からは恨まれない土地、しかもそこそこ威力を実験できそうな人口のある土地を選び日本が降伏宣言をする前に慌てて広島と長崎に原子爆弾を落としたという説もあります。私が今住む京都などは世界級の歴史的な建物もあり原子爆弾投下の候補とはならなかったという話も聞いたことがあります。戦後の日本人はある程度GHQ下の教育を受けていますようで、日本人であっても世代などにより原子爆弾についての認識は違うように思います。しかし、アメリカは戦後、冷戦の中の思惑もありながら結果として日本を今のような国に導いてくれました。広島は原子爆弾投下により一瞬にして悲劇の土地となりました。しかし、その後の広島は悲劇を繰り返すなと言い続けてきました。広島はアメリカを恨むのではなく自分達や自分達の家族が悲劇とならないようにと、どちらかと言えば自分達も反省をせねばという態度をとってきたように思います。反省というのは過去のことを学んだり未来を考えるという教育などです。広島はアメリカを恨むのでなく、アメリカを受け入れ、アメリカにも学べとしてきました。あの時代に色々あったことは今も学んでいくべきだとは思いますが、いつまでも過去を恨みに思い続けるより未来に向かって生きていくべきだと広島で教わったように思います。反省は必要だけれどいつまでも愚痴ばかりでもね、いつまでもウジウジとしていてもね、と広島が教えてくれたように思います。ただアメリカを批難し続ける広島ではなく、もっと広く先を考えてゆこうとする広島だからこそ私は広島出身であることを誇らしく思うのです。今、西日本豪雨で大変な地区もある広島ですが、必ずや広島はまた立ち直ると信じています。あまり今までこのブログで野球の球団については語ってきませんでしたが、広島の人がカープの試合を観戦し、負けては涙し、勝っては涙してきましたのは奥の部分で悲しみを乗り越えてきた土地だからかもしれません。私はただのイチ広島出身の者ですが、カープよ、ここで粘り強く踏ん張って下さい!と叫びたいです。負ける日も勝つ日もカープは広島の人の魂の支えです。それから私は広島の病院に何度も入院していますが、車のドライバーだけでなく病人にとっても大切なもの。それがラジオだと思っています。広島のラジオに支えて頂きながら何とか病の生活を乗り越えてきました。広島のラジオが本日、広島に何を流しているのかは分かりませんが、広島のラジオにも心よりこれからも頑張って下さいと叫びたいような気持でいます。
すみません。ええと。あまりにふざけて語るべきでは無いにしましても、あまりに堅苦しいのも若い世代に「大変だっただろうけど、少し気が滅入るよ」という印象のみになってしまわないかとも思うのですが、8月6日に対する大人の本気はいつか若い世代にも伝わり、受け継がれてゆくかもしれません。大人の本気はいつか子供が大人になった時に「あの時のあれはこういうことか」と真の意味で伝わることもありますような。面倒な話は避けたいものです。面倒な人だと思われることも避けたいことです。だけれど、時には大人の真面目な本気を大切で大事な人には伝えたいなと思います。この場合、ブログを読んで下さる私にとって大切で大事な方に。
広島出身のシンガー、HIPPYさんの「君に捧げる応援歌」を是非皆さまにも聞いて欲しいと思いここに歌へのリンクを張らせて頂きます。とてもとても素敵な歌です。くじけそうな時に一人で唇をかみしめながら拳を握りしめながら聴きたいような歌です。
それでは、どうか良い一週間をお過ごし下さい。皆様いつもありがとうございます。それから本日、これをお読み下さいましてありがとうございます。次回のブログはまたふざけ調子かもしれませんが、どうかまたブログでもお会いできますように!
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