こんばんは!勉強、お仕事、家事、育児、介護など皆様お疲れ様です!今日は真面目な話をしたいと思います。
明日、8月6日は1945年に広島に原子爆弾が落とされてから74年目の日です。74年前の夏、8月9日は長崎に原子爆弾が落とされ、8月15日に終戦となりました。
私、七川有子は現在京都に住んでいますが、広島で育ちましたので8月がやってくると8月6日のことを思わずにいられません。8月と言えば学生さんはほぼ夏休みかと思いますが、広島の学生でした頃は8月6日は登校日で平和教育を受けたものです。広島も原子爆弾投下から74年経ちまして、去年は西日本豪雨などもありまして平穏な土地に見えるかと思いますが、色々乗り越えてきた土地でもあります。
例えば、御墓参りや仏教のご家庭ならば仏壇の前で祈ることも大切なことかもしれません。しかし、それ以上に亡くなった方のことを時々思い出すことも供養になることだと思っています。広島や長崎の原爆の日、それを忘れてしまうのではなく年に一度でも思い出すことも、原爆で亡くなられた方への供養になりはしないかと思うのです。第二次世界大戦や原子爆弾等についてはそれぞれのお考えがおありかとは思います。人の所為にするとか自分を責める考えもあるはかもしれません。しかし、時代時代に複雑に絡み合った事情や都合がありますように思います。いつまでもただクヨクヨするより流れる時間の中で歩き出さないといけない、そんなことを広島は教えてくれるように思うんです。
この時間、京都という土地も人々も動いています。広島の土地も人々も動いているかと思います。また何かしていれば過去についてああしていれば、ああするんじゃなかったな等分かることもあるかもしれません。とてつもない悲しみや苦しみの後にいつか何か良いこともあるかもしれません。原爆の日から74年経った広島ですが、広島はいつまでもただ悲劇の土地として悲しいよ!辛いよ!と他の土地に叫んでいたのではなく、時間の流れの中で74年前のまま止まっていたのではなく2019年に2019年なりに動いています。
広島に教えてもらったことは沢山ありますが、過去の悲しみや苦しみを忘れろというのではなく今生きている人は今を生きなさいというようなこともあります。1945年も忘れることできぬ年ですが、いつまでも1945年ではありません。2019年の今を生きろと広島は教えてくれるようです。原爆で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。また、今も被爆からのご病気などで苦しまれている方にお見舞い申し上げます。そして今、2019年に暮らす方は今の暮らしも大切になさって下さい。
それでは皆様にとりましても良い一週間になりますように!いつもブログをお読み頂きましてありがとうございます。
去年の8月6日のブログのリンクです。もし宜しければ伏せてお読み頂けましたら幸いです。
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