こんばんは!学校、お仕事、家事、育児、介護など皆様お疲れ様です!また、西日本豪雨の被害に遭われた方に改めてお見舞い申し上げます。
まずはお知らせですが、このブログを8月中旬頃までお休みすることになるかもしれません。私、七川有子は万全な健康状態と言いたいのですが少し入院の話も出ていまして、確実なことではないのですが急にブログの更新などをお休みしますよりそれとなくお伝えしておいた方が良いかと思いまして。何事も心の準備があった方がもしそうなった時に「ああ、あの時にあの人はこう言ってたな」と理解し易いこともありますような。もし何事もなければ「そうならなくて良かったね」で済むことではありますが。どうなるかは体調のことですので分かりませんが、ええと、本日のブログは長くなりました。お時間宜しい時にでもお読み下さったら幸いです。
そうなんです。私が幼稚園の頃に見ていたアニメに「豚もおだてりゃ木に登る~」という台詞がありました。子供の頃は笑って観ていましたが今はその台詞、深い!と思うのです。ブタ様だからお世辞を言えば能天気に舞い上がってしまうという意味だとは思えないのです。ブタ様であっても誰であっても「君はやればできるよ!」と言われた方がその人は伸びる気ような気がするのです。例えば「あなたはもう駄目ね」と言われるのと「あなたはやればできるよ」と言われるのと、どちらがヤル気になるかです。会社に入ってきた新入社員に「はー、だから新人類は使えない」と上司が吐き捨てるように言えば新入社員のヤル気は削がれてしまうでしょう。新入社員に「いやー、君は今はまだ新人だけどやればできるんだ!だから頑張って」と力強く言えば新入社員も自分はまだまだだけれどいつか一人前になりたいと増々頑張るような気もします。朝起きて会社に行くのが苦痛な日もあるかと思います。その時にまた「君はダメ社員だ」と言われに行くのと、「君はやればできるんだ!」と言ってくれるような上司がいる職場に行くのと。気持ちも違いますし、今日自分が休めばあの優しい上司にご迷惑が掛かってしまうなと思う方が「よし、いっちょ会社に行って何とか仕事をこなしていこう」と思えるかもしれません。あまりにダメ社員だと言われ続けたら「どうせ自分なんか駄目なんだ。そこまで駄目駄目言われるならもう辞めて他の会社に行こう」となるかもしれません。ヤル気を育てるというのは無駄に甘やかすということでもないのかもしれませんが、その人のヤル気を育てたいならばここは頑張ったね、これはよくやったねと時々本人に伝えることも大切かと思いました。よっぽどの気の強いタイプならば「君はダメ社員だ」の言葉で「今はダメダメ言われているけれど今に見てろ。頑張って認めさせてやる」という人もいるかもしれません。しかし、多くの人はそうではありません。「どうせ自分なんか」、「そこまでダメな自分なのか」とヤル気に満ちるのではなく嫌々にコトをこなしていくだけになってしまいますような。ヤル気に満ちるのと嫌々では違うのです。Aのことをしなくてはいけないとします。ヤル気さんの方がAを短時間に上手くこなす筈なのです。ヤル気さんは更にAに工夫をしてみようですとかAが終わったのでBもやってみようという気持ちの余裕がある筈です。更にはもう次のCのアイディアを頭に浮かべる余裕さえあるかもしれません。嫌々さんの方はハイハイ分かったよ、ただAをやればいいんでしょという気分でいるとすればAを締め切り時間までダラダラやり続けてAの内容は一応できました程度になってしまうでしょう。ええと。話は戻りまして「豚もおだてりゃ木に登る~」ですが、罵倒し続けるよりプラス面を強調してその人を励まし続けた方が人は伸びるのだという言葉に思えてきませんか。「君はブタのくせに」と言われた豚は「はー、どうせ自分はブタだよ」とただゴロゴロと寝続けてしまうかもしれません。「君はきっと木に登れるよ。君はやればできる!」と言われた豚は結局木には登れないかもしれません。けれどヤル気に満ちて木に登ってみようと思った結果、木登り練習に行く途中に美味しい食べ物にありつけたり、或いは気の合う豚フレンドに出会って「あ、あの木によくいる豚君ね。時々見掛けてたよ」と話が膨らみ、楽しく遊ぶ時間もできて更に豚フレンドの話を聞き「豚は木登りはできないのか。それなら僕にできることは何かな」と考え始め、他の目標を持ちまた頑張ろうとすることになるかもしれません。その際、豚君の豚フレンドAは「あの豚君、登れない木に挑戦しちゃって。馬鹿じゃないの。ダセッ」と言っていて、豚フレンドBは「あの豚君、木登りは難しいけど頑張ってるよね」と言っていたとします。豚君はBさんが困っていたら助けたいと思うでしょうし、Bさんを信頼するようになるでしょう。他の周りの豚もAとBのどちらを信頼するようになるかです。という話はさて置き「豚もおだてりゃ木に登る~」とはユーモアに思わず笑ってしまいますが、どの人も励ませば何かは達成するかもしないというユニークな言葉にも思えるのです。
そうこう書きましたのも、自分が高校1年生の頃に不登校になったことがありまして、当時通院などはしませんでしたが心の病気状態でした。私の姉はクラスメートにも評判の「美人で優秀なお姉さん」で、「有子と比べてお姉さんは美人で優秀なのに。何で妹なのに有子はそんななの」と中学の頃に時々からわかれていました。母親は二重マブタで父親が一重マブタでして、その両親から生まれた姉妹の姉が二重マブタで妹は一重マブタでした。二重マブタの方がもてはやされていた時代の所為か姉はクリクリとした可愛い目をしていると両親も親バカ状態でした。しかし、妹の地味な顔は親の愛情を受けられなかったことでますますヤル気の無い顔になっていたかもしれません。母と姉が二重マブタですので20代の頃に自分も二重マブタになりました。しかし、10代の頃はもう行き場が無いくらいに追い詰められていたのです。家も厳しく「お姉ちゃんは長女だから偉いのよ。妹のあなたは我慢しなさい」と言われ増々ヤル気は削がれていき、段々に成績もどん底になってゆき、そうなれば増々親も私に対して何か認めてあげたいとはならずにいたようです。気持ちも成績もどん底でしたが、不登校からは立ち直り隣県の高校を受験し直しました。人はある程度の所まで行けば「私、今のままでいいのかな」と自然に立ち直るようです。当時、色々と厳しい時代でしたので不登校の生徒も多く大学検定を受け高校に行かずに大学受験資格を得る方法もありましたが、いわゆる学校の苦労も経験せねばと思い、友人達と共に耐え、友人達と共に沢山の思い出を作って3年間過ごしたいと思い、新たな高校でやり直しのスタートでした。しかし、まだ姉とのことは付いて回りまして、「美人で優秀なお姉さん」と比べて地味顔で出来の悪い私の成績が少し伸びても親にしてみればその程度かとなり、私がある教科で学年3位になっても「お姉ちゃんは全国模試で3位よ」と親に軽くあしらわれるばかり。私としては「有子、頑張ったね」と言って欲しかったのです。せめて「あなたなりによくやったね」とは言って欲しかったのです。そうしまして勉強を頑張ることも空しく、いわゆる有名大学への憧れと言いますより虚しさから「一流大学へ入り一流企業に就職して幸せになれるのだろうか」と考えるようになっていきました。その頃に医学部の学生だった姉が諸事情で中退しまして、そうした影響もあったのかもしれません。ええと。つまりはヤル気が削がれていた頃の自分は認めて欲しかったんだなと思います。せめてここは頑張ってるねですとかここはよくやったねという言葉が欲しかったのです。また、せめてあなたのここが長所だよですとかそんな言葉が欲しかったのです。あの頃は10代でしたが、今は大人ですので育ててくれた両親にも私の目のことまで庇ってくれていた姉にも共に過ごした友人にも感謝の気持ちばかりですし、誰々の所為で私はこうなったという愚痴が書きたいのではありません。人の所為にするよりまず自分を振り返り、嫌なことは人に返さないようにしたいと思うのですが時々反省もします(笑) しかし、このブログをお読み下さっている方がもし誰かを育てる立場にあたっていらっしゃるならば、ある程度これは言わなくちゃなと嫌なことも言わねばならないかもしれませんが、おまえはダメだダメだではなく「豚もおだてりゃ木に登る~」の勢いでその人のヤル気を育ててあげて下さいと思います。ええと。ここで人を甘やかして傲慢な人間に育てろという意味合いには取られませんでしょう。「誰も励ませば何かは達成する~」と置き換えて頂けたらと思います。私は教育や育成のプロでもなければ何かを成功させた人でもありません。一人の細々と写真や短歌等の活動をしている者です。いずれ自分の本が出版できたらなという目標に向かって細々とやっていますが、そりゃその目標は達成できないかもしれません。けれど、今やっていることが無駄だと思うのはシャクですし、本の出版は無理だとしても例えばブログは細々とでも一年以上続けたいという目標は達成し、仮に本の出版が達成できない目標となったとしても今活動している時間で得たことがこの先で違うことに役立つかもしれません。シャクな話ですが私はいわゆる負け組です。けれどシャクだねと笑えばシャクも少しは吹っ飛ぶかもしれません(笑) ん。笑ってごまかすソレです。
本日は長くなりましてすみません。七川有子に関わって下さる方に、七川有子の撮った写真等に関わって下さる方に、七川有子の撮った写真等にいいねやフォローをくださる方に、皆様に感謝をしています。皆様、ありがとうございます!西日本豪雨で大変な思いをなさっている方もいらっしゃいますが一日も早く平穏無事な暮らしができますようにと祈っております。それでは皆様、どうか良い連休をお過ごし下さい。
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